FishingTreasure blog

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釣りを始めたい貴方に!まずはこれを揃えよう!【釣り初心者向け】

皆さん、こんにちは!

FPなかむです!

お正月3日目…

いよいよやることが無い(涙)

こんな時はblog…

 

今日は【釣り初心者】【釣りを始めたい方】向けにお伝えする内容です。

これを読んでいただくとこれらが分かります↓

・釣りを始めるにあたり一番最初に備えるもの

・釣りを始めるにあたって必ず覚えていただきたいこと

の2点です。

それでは行ってみましょう!!

 

 釣りは危険なレジャー

釣りのイメージというと…

のんびり海を眺めながらゆったり釣りを楽しむ…

(勿論、こんなシュチューエーションもありますが)

実は大変『危険』なレジャーなんです…

自然が相手の遊びですから、天候不良や予期せぬ事故、最悪、遊びの「釣り」で帰らぬ人となってしまう場合も(私も実際怖い思いしたことはあります)

他には、釣り人が他の人をケガさせてしまう…

 

「魚を釣らずに自分を釣る」ならまだ自業自得ですが

「魚を釣らずに人を釣る」となるとこれまた大変です…

 

釣り針って刺さってしまったら普通には抜けません

(病院送りです)

 

データでも出ていますが、「釣り」での死亡事故&事故発生率が一番高く、死亡率も一番となっております(釣りをする人が多いという事もありますが)

それだけ危険なレジャーであるという事です。

 

実際体験した(現場にいた)恐ろしい体験

私が実施、現場にいて冷や汗をかいた体験を一つ。

とある地方の漁港で、1月か2月の寒い日ではありましたが、風も波も無い穏やかな日でした。

その漁港の防波堤から釣りをしていた「家族3人」。両親と子供1人(3~4歳くらい?)私も同じ防波堤の少し離れた場所で釣りをしていましたが(50Mくら離れていた)…そこからでも聞こえたある「音」…

 

『バッシャーン!!!!!』

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そう…子供が落水です。。。

防波堤の高さは約5m。

 

緊急事態発生です。

慌てふためく両親。周りもそれに気づき慌てます。

結果、父親が飛び込み子供を助け、事なきを得ましたが…

 

一歩間違えば「大変な事になっていた」

状況的には

  • 救命胴衣は付けていなかった
  • 真冬であった
  • 防波堤から海面まで高かった
  • 服を着こんでいた(泳げない)

飛び込んだ父親も条件的に飛び込んでいましたが、靴を履いて、着込んだ状態で救命胴衣もなく飛び込むというのは…自分自身も危険にさらしています。

 

幸いにも

  • 子供がダウンを着ていて落水すぐに膨らんで浮き輪になった
  • 波や風が穏やかであった
  • 周りに人が沢山いたため助けがあった

ただこれは「偶然の条件」であっただけです。

 

一番最初に揃えるべきもの

  1. ライフジャケット
  2. 周辺装備

今回は1.ライフジャケットを見てみましょう!(次回、周辺装備編)

【ライフジャケット】

釣りをするにあたって一番最重要な必需品です!!

どんな良い道具より真っ先に揃えてほしいものです。

「防波堤だから安全でしょ…」

「高いでしょ…」

「落ちても泳げる…」

と色々とあると思います。

 

しかし、万が一は起こります(実際、見てます)

 

では、ライフジャケットはどんなものでがあるか見てみましょう。

 

【ライフジャケットの種類】

ウレタンなどの浮力材をあらかじめウェアの中に挟み込んだ、「浮力材」タイプ

 


 


空気を圧縮したボンベが入っていて浮き輪のような浮力体に空気を送り込んで膨らませる、「膨張式」と呼ばれるタイプ 

 

また、膨張式に関しては…

①首に掛けるタイプ

 


 

 ②腰に巻くタイプ


 


 それぞれには水に浸かると勝手にボンベから空気が浮力体に入る「自動膨張式」、または自分でヒモを引っ張ることで空気が入る「手動式」などがあります。

と色々な種類があり、値段もピンキリで…

初心者の方は何を選べば良いのかわからない方も多いのではないでしょうか?

それでは少し「選び方」を見てみましょう!

 

基本は【桜マーク付きのタイプA】

選択基準は「釣りのシーン」で選択!

が分かりやすいかも知れません。

 

桜マークって何??

2016年に全ての小型船舶を対象とした救命具の着用義務化

救命具には国土交通省が規定する安全基準に適合したものじゃないとダメ!!となりました。特に船釣りの方は必須です。

この安全基準を満たした救命具に「桜マーク」が付いてます。

イコール桜マークが無ければつけてる意味がない(違反となる)という事になります。

 

タイプA~G??

桜マーク以外に、用途に応じて使用できる救命具のタイプも決められています。

それが「TYPE」で、「A」「D」「F」「G」と分かれており、

要するにグレードを示しています。

「A」がもっとも高グレード、そこからD→F→Gとグレードが下がります。

 

釣りのシーンで選択

私の個人的なお勧めだと↓

・船釣りなら【桜マーク付きのタイプA 自動膨張式】

・磯釣りなら【浮力材タイプ】

・波止釣りなら【浮力材タイプ・膨張式タイプ(自動膨張式)】

・お子様は【浮力材タイプ 子供用】

 

をお勧めします。

船釣りの場合は桜マーク必須、タイプAを選択すれば間違いないです。

自動膨張か手動式かでいくと…落水した際に落ち着いて紐を引っ張って膨らますというのは結構難しいかも?というわけで自動膨張タイプをお勧めします。

自動膨張のデメリットは水に反応して膨らむので大雨、水しぶきで膨らんでしまったりします(汗)あとはどちらにも言えますが、定期的な点検と交換が必要になります。

 

磯釣りの場合は浮力材タイプがお勧めです。

磯釣は殆どがこの救命具です。いわゆる「ベスト」のような形状で中に浮力体が仕込まれているので、少々分厚く、夏場にはちょっと暑いのが難点ですね。(逆に冬は暖かいけど)

最大の特長は、これ自体が浮力体であるという事!

磯などで転落をすると、上がってくる波、引き下がっていく波にもまれても岩に身体が当たります…その際に、膨張式だと浮き輪部分が岩に擦れて穴が開き、空気が漏れて意味をなしません。なので、このタイプが適しています。

磯は環境が激しいです…岩場の形状が鋭い所も多々ありますので…穴が開いたり、割けたりして空気が抜けるような仕組みではない点です。他には転倒時のクッションの役割をしたりもあります。また、磯釣りの場合は小物道具が多く、すぐに仕掛けを交換したりするので、ポケットの多いのも便利です。

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波止釣りの場合は浮力材・膨張式タイプがお勧めです。

波止釣りの場合は比較的足場も良く、安全だとは思います。とは言え、テトラポットや足場が高い波止もありますので、ライフジャケットは必須ですので、ご自身の釣りスタイルに合わせて選択してください!

 

お子様の場合は浮力材タイプがお勧めです。

落水時に必ず「浮く」という事が大切なので、シンプルな仕組みで確実なこのタイプが良いと思います。大人用だとぶかぶかになり、サイズが合わないものは危険です!必ずお子様のサイズにあったものを選択してください。


 

今回はライフジャケットを見ていただきましたが、如何でしたでしょうか?

色々な種類や値段もありますがあなたの命を守る「一番重要な必需品」となりますので、しっかりと見ていきましょう!

 

ご質問等ありましたらお気軽にコメント、「お問い合わせ」からご相談くださいませ。

お付き合いありがとうございました!